むし歯にならないルール
こんにちは、川西市 しまだ歯科医院です
むし歯菌は「糖分」を与えると酸を出し、歯を溶かします。
この現象は「脱灰(だっかい)」と呼ばれ、この脱灰が進むとやがてはむし歯となります。
実は、これを防いでくれているのが「だ液」です。
だ液は、溶けた歯にミネラルなどを補い、歯を再生してくれています。これを「再石灰化」といいます。
しかし、再石灰化には「時間がかかる」という弱点があります。
つまり、食事後にだ液の力で再石灰化をしようとしている所にアイス(糖分)を食べる…ということを繰り返していると、脱灰ばかりが続き、むし歯になってしまいます。
食べる量よりも、間食が多いほうがむし歯になりやすいのです!
毎食後、きちんと歯を磨いて「ダラダラおやつ」を控えることがむし歯予防の第一のルールです。
だ液は歯の修復をしてくれるとても大切なもの。そこで、ガムを噛んでだ液を出せば、それだけ歯の修復力が高まり、さらに口内の細菌を洗い流してくれたりもします。
しかし!普通のガムでは糖分が入っているので、逆効果です。
そこでオススメなのが、キシリトールガム。
キシリトールには甘みはありますが、糖分は含まれていません。
それどころか、なんとむし歯菌を弱らせる効果も持っています!だ液の効果と合わせて一石二鳥ですね!
そしてむし歯がなくても歯科医院に来ていただくことです。
むし歯は痛みだす前に発見できれば、軽い処置で済みます。
反対に、痛みが出てからでは神経をとるなど治療も大変になり、さらには歯の寿命も短くなってしまいます。もちろん、フッ素を歯に塗るなどの予防処置も行っています。