院長日記

こんにちは。院長の島田です。

5月といえば『端午の節句』。

この日は関東では「柏餅」、関西では「ちまき」、そして東北では「べこ餅」が縁起物として親しまれています。

由来はそれぞれですが、いずれも男児の健やかな成長を願って食べられるようになりました。

たとえば柏餅に使われる柏の葉は、『新しい葉が育つまで古い葉が落ちない』という特徴があり、古い葉を親に見立てて、「子どもが立派に育つまで親が亡くならない=家系が絶えない」という願いが込められているそうです。

このように和菓子には願いや物語が込められていることが多く、その味わい深さが、長らく親しまれてきた秘訣なのかもしれませんね。

そんな縁起ものの和菓子ですが、うるち米のほかにも小麦粉が使われていることもあり、人によってはアレルギーの対象になり得るので注意が必要です。歯科治療においても、治療で使う道具や材料がアレルギーの原因となる場合もありますが、食べものと同じで、気をつけて対応すれば危険を未然に防ぐことができます。

アレルギーをお持ちの方は、お気兼ねなくお申し付けください。

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