歯に悪い習慣
歯に悪い習慣
一度削ってしまった歯は二度と元には戻らず、小さなむし歯でも、それがきっかけで、いずれその歯を失ってしまうことも珍しくありません。次のような習慣は確実にむし歯を引き起こします。もしこれらが日常化しているようでしたら、ただちに改めるようにしましょう。
食べかすが残っている
むし歯菌は食べかすを餌にして酸を吐き出し、歯を溶かします。これがむし歯の原因です。そう、歯と歯の間に食べかすが詰まったままということは、「むし歯菌がひたすら歯を溶かし続ける可能性がある」ということ。フロスなどを使ってしっかり取り除く必要があります。
寝る前の飲食
むし歯菌によって溶かされた歯は、だ液によって修復されます。しかし、その修復が間に合わなくなると「むし歯」になります。寝ているときはだ液の分泌が少なくなり、修復が間に合わなくなる恐れがあります。にもかかわらず就寝前に飲食をすると、むし歯になる可能性が格段に高くなります。
間食が多い
間食の回数によっては、だ液の修復が追いつかなくなる原因になります。歯が修復される前に次の食べ物がお口に入ることで、歯がさらに溶かされ、確実にむし歯のリスクが高まります。
磨く回数が少ない
食後に歯を磨かなければ、むし歯菌がどんどん増えてしまいます。1日1回では明らかに少ないですので、毎食後に磨くようにしましょう。また、せっかく磨く回数を増やしても正しく磨けていなければ磨かないのと同じです。歯磨き指導を受けたことのない方は、ぜひ一度歯科医院でのチェックをおすすめします。