歯科治療で時間がかかるわけ

こんにちは、川西市しまだ歯科医院です。

風邪を引いて内科にいっても毎週通院し続けることはほぼありません。

高血圧や花粉症といった慢性疾患でもないのに歯科はなぜ何度も通院する必要があるのでしょうか?

■一度削るともとに戻らない

骨は骨折をしても元通りになりますが、歯は一度削ると再生することはありません。

そのため、歯を削ったり、失ってしまった場合は、その役割を回復させるため「つめもの・かぶせもの・ブリッジ・入れ歯」といった人工物を製作して補う必要が あります。

症状にあわせて治療をし、適正な人工物を作ることで、元の状態と同じように、違和感が少なく噛める状態に戻すことができます。

■海外では歯を抜けれてしまう

「神経まで進行したむし歯の取り扱い」は、海外と日本で大きな違いがあります。

日本では「根管治療」という処置を行い、歯を残す治療を行いますが、海外では即「抜歯」となることも少なくありません。

なぜなら「根管治療」はとても緻密な処置が必要となり時間がかかるからです。

海外では自由診療が前提となり、根管治 療に10万円以上かかることも。

日本は「保険で根  管治療ができる」世界でも珍しい国です。

時間はかかりますが、その分多くの歯を守ることができています。

 治療の時間を最短にする方法とは?

むし歯や歯周病にならないこと!そのために定期的に歯科でチェックと歯石取りを行うことです。

むし歯は早期に発見すれば削らずに治る場合もあり、少なくとも神経までむし歯が進行する前に発見できる可能性が高まります。

また、 歯石も歯ぐきの中で黒く硬くなる前に除去しますので、健康な歯と歯ぐきを守ることができます。

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