10月になりました(^^)/ご高齢者の歯のこと

こんにちは、しまだ歯科医院です。

10月に入り、増税のニュースを良く見るようになりましたね。

さて、10月だというのに、まだまだ夏の様な暑さが続きます・・・

涼しい秋が待ち遠しいです!

今回は、ご高齢者の歯の事情を更新したいと思います!

高齢になって歯を失う原因の多くは「歯周病」です。歯周病は単に歯ぐきが腫れる病気ではなく、歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。

しかも自覚症状がなく進行するため「沈黙の病」ともいわれています。「気づいたらもう抜かざるを得なくなっていた…。」そうならないためにも、自覚はなくても必ず定期的に歯科でチェックすること。

これは健康で長生きするためのとても大切な習慣のひとつです。

歯を失ってしまったとしても、入れ歯やブリッジなどの方法で機能を回復することがとても大切です。

失ったまま放置していると、残された歯の寿命も短くなり、食べ物が満足に噛めなくなるリスクが確実に高くなります。

また、無理に残すよりも、周囲の健康な歯への影響を考え「抜いたほうがいい」という場合も多くあります(「親しらず」がその典型です)。

健康なお口の維持には専門家による総合的な判断が必要不可欠ですので、そういった意味でも、定期的にご来院いただき、お口のチェックをされることをおすすめいたします。

今回の記事の中でふれている健康寿命とは、日常的に医療、介護に依存しない自立した日常生活を送れる期間のことです。

現代の日本では、平均寿命と健康寿命の差は男性で約9年、女性で約13年と言われています。

この2つの寿命を延ばしつつなるべく差を縮めるためにも、お口の健康の維持が大切です。何かありましたら、私たちにお気軽にご相談ください。

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