喫煙と歯周病の密接な関係・・(ToT)
喫煙には、肺がんを初めあらゆる病気の原因となる事をよくブログに書いていますが、
≪歯周病≫などのお口の病気にもふかーーーーーーーーーーい関係があるのです・・。
歯周病は自覚症状があまりに少ないことから、別名「沈黙の病」ともいわれています。
多くの方が自覚せずに歯周病を患い、大切な歯を失っています。しかし、まったく症状がないかというと、そうではありません。
●歯周病の重要なサインとは??
歯周病には、そうだと気づかせてくれるとてもわかりやすい症状があります。
それは「出血」です。単なる出血だ、と軽く流してしまう方も多いですが、出血は歯ぐきが歯周病菌におかされ、炎症をおこしている証拠。
それはまた、歯を支える骨を溶かしはじめているかもしれない重要なサインなのです。
このサインに気づいて早く歯科に行けば、多くの歯を守ることができます。
しかし、サインに気づくことなく過ごし、結果として手遅れの状態で病院にやってきて、何本も歯を失うという方もいます。
●ではなぜ何本も歯が抜けるのでしょうか・・
年をとるにつれどんどん歯が抜けていき、75歳以上ではその数は10本をゆうに超えますが、実はその理由の大半は「歯周病」なのです。
歯周病とは上でも書いた通り、歯を支える骨を溶かし、いずれ歯が抜けてしまう怖い病気。
「出血」くらいしか目立った自覚症状がなく、骨が溶けはじめても気づかない方がたくさんいます。
これが多くの歯を失うことの原因のひとつです。
さらには、喫煙など様々な要因によって、ただでさえ少ないサインに気づきにくくなることもあります。
喫煙をしていると、なんとサインそのものが目立たなくなってしまいます。
なぜなら、喫煙は血行を悪くするため、貴重な歯周病のサインである「出血」が少なくなってしまうのです。
まさに「沈黙の病」をさらに「沈黙」させてしまいます。
沈黙の病を早期発見できるのは、歯科の定期検診ですので、喫煙される方は特に定期的な受診をお勧めします(^^)