心身を癒す温泉の力
温泉の魅力は、何といっても大きな湯船に全身つかってカラダが伸ばせること。このとき、人間のカラダは浮力で10分の1程度の重さになっているので、足や腰の負担が軽くなり気持ち良く感じるという訳です。
また、温泉に入った後は、リラックスしているときに現れるα波が増加することも解っており、癒し力もバツグン。さらに、自然がいっぱいの温泉地では、緑や太陽光など自然力の刺激で神経系と内分泌系の働きがアップします。
このように自然の中で日常のストレスから解き放たれ心身ともに元気を取り戻すことは「天地効果」と呼ばれていますが、特に自然を眺めながら入る露天風呂では、この「天地効果」が大きく作用し、いちだんとα波がたくさん出てきます。とにかく、温泉は私たち人間にとって、とってもありがたい自然からの贈り物。日常の生活に疲れたら、ぜひ温泉に入って心身ともに元気を与えてあげましょう。
◆一口に温泉と言っても、その種類はさまざま。泉質により、お湯の感じや匂い、効能にも特徴があります。
| 単純温泉 |
日本で一番多いのがこの泉質。成分の種類に関係なく、温泉水に含まれる成分が薄いという意味でこう呼ばれます。誰にでも入りやすいのがポイント。また、成分が一定でないので、効能はそれぞれの温泉によって異ります |
| 食塩泉 |
単純温泉に続いて多いのが、この泉質。その名の通り食塩を含み、保湿性が高いのが特徴です。 |
| 炭酸水素温泉 |
カルシウムイオン、マグネシウムイオンを含むものと、炭酸水素ナトリウムを含むものの両方を指します。無色透明で、特にお肌によい泉質とされています。 |
| 鉄泉 |
サビのような色と匂いを持つ泉質。鉄分が多く、昔から貧血の治療に良いとされています。 |
| 硫黄泉 |
硫黄成分を多く含み、硫黄独特の匂いが。刺激は強めで、肌、心臓、関節の症状に良いと言われています。なお、金属を変色させるので、アクセサリーをつけての入浴は×です。 | この他にも、硫酸塩泉、酸性泉、放射能泉、炭酸泉などの種類が。自分の入る温泉にどんな特徴があるのか、知っておくのも楽しいものです。 |